水まわりQ&A

水まわりQA

市や町からは、複数の見積りを取るように指導されていますが、業者によって見積金額に差があるのは、なぜですか?

工事の見積もりのポイントは、
1.台所、浴室、洗面所、トイレなどから公共汚水桝までの距離(配水管の長さ)
2.工事を要する場所に機械を入れることができるのかどうか。
3.工事を邪魔する物(埋設物等)の有無などです。

上下水道は"当たり前に使えて当たり前"の大切なライフラインです。ところが、配水管は地中に埋められ、不備があったとしても分かりにくいため、工事料金は安かったが、その後に問題が発生したり、また連絡をしても対応してもらえなかったりという苦情も耳にします。そこで、弊社ではお客さまとの永いお付き合いを願い、責任を持って適正なお見積りをさせていただきます。"通常の使用状況"であることを条件に、工事後5年間の安心をお約束する「保証書」を発行させていただくのもそのためです。



公共汚水桝はどこに設置すればいいのでしょうか?

公共汚水桝は官民境界より1m以内の個人敷地内に設置します。 図のように、排水管の延長距離が最短になる場所を選ぶのが理想です。 ただし、その場所に工事を阻害するものがある場合などは例外となります。
過去に花壇があったため、その花壇を避けて工事して大変喜んでいただいたという事例もあります。 公共汚水桝の設置前にご相談いただければ幸いです。

排水管・卵形状の管



排水設備の「技術」って、どんなものですか?

排水管を設置する場合、汚物を上手に流すための理想的な勾配は100分の2(1mにつき2cm)とされています。 もっと急勾配でも良いのではと思うのですが、実際には水だけが流れ、汚物は管の底に溜まったままという状況になり、 大きなトラブルを引き起こしかねません。 また、公共下水桝の深さはほぼ一定のため、排水管を長く設置しなければならない場合もあります。このような場合には 図のような卵形状の管を使用し、100分の1(1mにつき1cm)勾配を保つことになりますが、わずかな管の蛇行も許さない厳格さが要求されます。

やる気に道ているキャラクター



下水道工事にあわせて、水まわりなどのリフォームを考えています。「排水設備設置資金融資あっせん制度」を活用できますか?

水まわりのリフォーム、バリアフリー化のご要望は数多くいただいています。各市町村では公共下水道工事のために 「排水設備設置資金融資あっせん制度」を設けています。でもこの制度は下水道本体工事のみに限られ、その他のリフォーム工事、 器具の取付け等には適用されません。また連帯保証人を必要とします。そのような場合には、〈アレックス〉「リフォーム・ローン」の ご活用をお奨めしています。今まであきらめていたリフォーム等の相談もお気軽にお寄せください。 ご融資の要件をゆるやかにすることで、少しでも数多くのお客さまのお役に立ちたいと考えています。



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